当院の特徴
当院の理念と存在意義
理念
助けを必要とするすべての人を平等に支えます
存在意義
すべての人が尊重され、必要な医療と支援を受けられる優しい社会の実現に貢献します
当院は常に弱い立場にある人達の味方でありたいと考えています。私たちは小さなクリニックから始まりますが、最終的には医療のみならず、社会全体において様々な助けを必要とする人達を支援できる組織を目指します。
当院の特徴
当院は24時間365日対応の在宅療養支援診療所です。
癌・難病等の重症疾患から生活習慣病・認知症などの慢性疾患まで幅広く対応いたします。
特に重症疾患・末期癌に対する緩和ケアは重点的に行っていきます。
他院で受け入れ困難な状況でも一度当院へご相談ください。
全ての方に対して迅速な受け入れを目指します。
診療エリア
明石市、神戸市(垂水区、西区、須磨区)。クリニックから車で30分以内の範囲。
可能な検査・処置例
通常検査
血液検査、尿検査、超音波検査、心電図
栄養・薬剤
各種薬剤の点滴、注射、中心静脈栄養、経腸栄養、胃瘻管理・交換
呼吸管理
在宅酸素療法 (HOT) 、人工呼吸器の管理 、気管内吸引、気管切開後の気管カニューレ管理
緩和ケア・疼痛管理
麻薬処方、PCAポンプ使用、腹水穿刺、胸水穿刺
排泄管理
導尿、膀胱留置カテーテル、腎瘻・膀胱瘻管理、人工肛門の管理
褥瘡(床ずれ)管理
褥瘡の創傷処置
外科処置
創部縫合
緩和ケアへの取り組み
ご自宅で最期を迎えることに対しては様々はご不安があるかと思います。
私たちはそのような患者さんやご家族の不安を取り除き、最期の時間を安心して過ごすことができるよう全力でサポートいたします。
①複数回の人生会議(ACP)による診療方針の決定
患者さん、ご家族のご希望を中心に診療方針を決定いたします。
②適切な薬剤・麻薬の使用
適切な薬剤・麻薬の使用により苦痛のない穏やかな生活を目指します。
③終末期の連日訪問
終末期には連日の訪問によるサポートも可能です。
訪問診療の対象となる方
医療を必要とするにも関わらず、通院困難な方が対象となります
・入院中で自宅に戻って療養したいと考えている方
・末期癌で緩和ケアやホスピスケアを必要とされる方
・自宅での最期まで過ごすことをご希望の方
・脳梗塞後に身体機能が低下されてしまった方
・認知機能の低下により通院困難となった方
・肺疾患や神経難病で呼吸管理を必要とされる方
・慢性的に痛みに悩まされる方
・排尿や排泄の医療的管理を必要とされる方
・医療的ケアが必要な小児の方
連携医療機関
Q&A よくある質問
病状や予後について詳しく知りたい
ご自身の病状や予後を知ることができるように病状についてわかりやすく説明させて頂きます。
わからないことがあれば、定期訪問の際にお気軽に質問してください。
診療時間外で困った時はどうすればいいですか?
困った時はいつでも緊急連絡先にご連絡ください。
24時間365日、必要に応じて往診いたしますのでご安心ください。
どのような処置に対応してくれますか?
ご自宅でも多くの処置ができるようになっております。
当院が対応している内容については、医院紹介の「検査・処置」をご覧ください。
重症度に関わらずできる限り対応をさせて頂きます。
定期的にかかりつけの病院にも受診できますか?
継続して通院することができます。在宅医療を開始した後も、専門的なことはこれまでの病院主治医が、自宅でのことは私達が主治医として対応することができます。
再度入院が必要になった場合はどうすればいいですか?
訪問診療開始後も、病院での対応が必要な場合は、迅速に医療機関や専門医と連携を取り、入院も含めた治療を相談することができます。
費用はいくらですか?
医療費自己負担割合に応じた費用となります。
・後期高齢者医療被保険者証あるいは高齢受給者証をお持ちの方
→受給者証に記載の割合(1割または2割、3割負担)
・その他の方(国民健康保険・社会保険等)
→3割負担
1割負担の方で7000円/月前後が目安です。
重症度、検査・処置内容、緊急往診回数などにより診療費が変化します。
※自己負担限度額の適応があります。
※院外処方ですので薬剤費は別途必要です。
※当院では診療のための交通費は無料です。
患者様へのご案内(保険医療機関における書面掲示)
一般名での処方について
お薬を商品名ではなく一般名(有効成分の名称)で処方する際は、処方に際して十分な説明を行っています。
在宅医療情報連携について
通院が困難な方の診療情報等については、ICTを用いて常時確認できる体制となっています。
連携医療機関:神戸大学医学部附属病院、神戸掖済会病院、明石医療センター、みき在宅支援薬局、クリオ訪問看護ステーション、時のまち訪問看護ステーション....
医療情報の活用について
当院は質の高い診療を実施するため、オンライン資格確認、電子処方箋などによる情報を活用して診療をおこなっています。
医療DX推進体制について
医療DX推進の体制に関する事項及び質の高い診療を実施するための十分な情報を取得活用して診療をおこなっています。
情報通信機器を用いた診療について
当院ではオンライン診療も実施しておりますが、情報通信機器を用いた診療の初診の場合には向精神薬処方しておりません。