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社会的存在意義(クリニック見学③)

[2024.06.17]

先日、東京を中心に広く活動されている「悠翔会」様の見学をさせて頂きました。24カ所のクリニックを有し、8000人近くの患者様を診療されている大きな医療法人様です。

 

「悠翔会」様の見学では、社会全体を見据えた取り組みを実践されているところに感銘を受けました。在宅医療を提供するだけでなく、自分たちの社会的存在意義を常に問い、新たな挑戦を続けておられます。これほど大規模な組織でありながら、現状に対する危機感を持ち続け、絶えず改善を追求する姿勢は、私たちにとって大いに学ぶべきものです。

さらに、規模の大きさにもかかわらず、温かな雰囲気が維持されていることにも驚きました。これは、明確な理念、基本的価値観、行動規範がしっかりと根付いており、同じ志を持つ仲間が集まりやすい環境が整っているからだと感じました。

 

患者様のニーズを最優先し、社会に必要とされる新しい医療を創り出すことや、利益ではなく理想を追求することによる事業安定を掲げており、いずれも医療者として心に響くものでした。この度の見学の機会をいただき、心より感謝申し上げます。

 

当院の理念は「助けを必要とするすべての人を平等に支える」ことです。そして、存在意義として「すべての人が尊重され、必要な医療と支援を受けられる優しい社会の実現に貢献する」ことを掲げています。

当院は常に弱い立場にある方々の味方でありたいと考えています。私たちは小さなクリニックから始まりますが、最終的には医療のみならず、社会全体において様々な助けを必要とする人達を支援できる組織を目指していきます。地域社会と協力しながら、すべての人が安心して暮らせる社会の実現に貢献できるように努力いたします。

 

明石、神戸(垂水区、須磨区、西区)で訪問診療・在宅医療・緩和ケア・往診ができるよう準備をしています。

ささえ在宅クリニック 院長 高山弘志

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